Overtureプロジェクトの始動に関するOpenStreetMap財団の見解

Overture Maps財団 が始動したことは、オープンな地図データの世界における重要な進展です。Overtureの設立メンバーは、技術業界における影響力が強いリーダーたちであり、多くのリソースをコミットしています。Overtureに関する詳細はまだ不明ですが、OpenStreetMap財団はこのプロジェクトをより詳しく理解しようと関心を寄せています。最善のシナリオで進んだ場合、OpenStreetMapは、データの面でも資金的な面でも、Overtureが今後開発するソフトウェアの恩恵を受けることになるでしょう。しかしながら私達はリスクも認識しており、私達のコミュニティを発展させ、今後の開発と私達のインフラに資金を提供する能力をこれからも強化してゆきます。

OpenStreetMapのデータは、趣味の地図調製者からグローバル企業まで、誰でも利用することができます。私達はOvertureもまた、私達と同様にコミュニティの期待とライセンス条件に従って、同じ道を歩んでくれることを奨励します。データ品質のチェックやデータ統合、スキーマへの調整といった、Overtureが取り組む技術的な問題は、どの地図データプロバイダーにとっても貴重なものです。私達は、あまりにも長い間、それぞれのデータ利用者がこれらの課題に対して個々に取り組んできたことを知っています。これらの問題点を共有の場に持ち出し、ツールをオープンソース化してゆくことで、私達は全員が利益を得ることが可能となります。

Overtureによる発表の後、私達はOvertureの関係者と非公式な会話の場をもち、質問をし、さらに知見を深めました。特に、Overtureで行われる作業領域がOpenStreetMapとどのようにオーバーラップするか、そしてOpenStreetMapのメンバー企業の将来的な関わり方について質問しました。回答は有益なものでしたが、疑問がすべて解決されたわけではありません。私達はOvertureに対し、私達のコミュニティと関わり続け、彼らの考える計画を広く共有することを奨励しました。ここでは、非公式の場で議論されたいくつかの論点を共有します。

私達が会話をした誰もが、OvertureはOpenStreetMapに取って代わったり、フォークしたりする意図が無いことを強く主張しました。彼らはOvertureでの作業は、補完することである、と考えています。それぞれ個々の企業はOpenStreetMapと直接作業を続けることを期待しており、経済的な貢献を含め、活動への関与を深める可能性もある、としています。OpenStreetMapに適した地図編集は、OpenStreetMapに対して行われるべきです。このように、OpenStreetMapにおける作業とコミュニティ、双方に対するコミットメントを表明することは、Overtureに参加する企業とLinux Foundationが、財政的な観点でOpenStreetMapを支援することに前向きであることを示すものです。Overtureは小さなグループからスタートし、成長し、細かな点まで多く作業を行ってゆこうと考えています。彼らは、OpenStreetMapの関与は最も高い意味があり、歓迎の意思を表しています。

OpenStreetMapコミュニティは、地理データの多様で複雑な現実を前に、それらを統一化された世界規模のデータセットとして纏め上げるための膨大な知識と経験を有しています。この知識は、自動化のアプローチによって支援されることはあれ、置き換えられることはありません。私達は、コミュニティによって手動されるデータ収集へのアプローとが、あらゆるグローバルな地図の礎であり続けることを確信しています。OpenStreetMapコミュニティの成長と発展はOSMFのミッションであり、これまで以上に重要なものとなります。

私達はOvertureが、当財団およびコミュニティと関係を保ち、そしてOvertureの包括的な戦略検討の一部として当財団とコミュニティを位置づけることを推奨します。良い関わり合いを通して、私達は競合・重複する取り組みを生み出すのではなく、両者ともに、OpenStreetMapの中核を改善し、協力するべき分野を特定することができるようになるでしょう。Overtureの創始者たちがプロジェクトに注いでいたリソース、そしてOpenStreetMapの活動やコミュニティに対して彼らが示すコミットメントは、彼らが優れた地図に価値をおいていること、さらにOpenStreetMapの指名の中核を成す領域への改善の支援となる可能性を示しています。私達は、彼らOvertureが今後OSMF理事メンバーと議論を交わし、継続的なコミュニケーションや意思決定、協力関係、そして支援を促進する最善の方法を探ることを歓迎しています。

OSがオープンスペースを披露

それは3つのOSです、数えてください。 OS OSは彼らのgmapsのようなAPIです。 これはベータ版で、非商用で、OSGBがプロジェクトされています。 スリッピーマップ、マーカー、バブル…それはすべてそこにあります。 聴衆の誰かが、田舎のデータ品質は、現在利用可能なもの(例えば、Google)よりもはるかに優れていると指摘しました。 まだリンクはありません。

OSMのための新ディスカッションフォーラム開始

OpenStreetMap Foundationは、community.openstreetmap.orgとして、OpenStreetMapコミュニティのための新しいコミュニケーション・プラットフォームを開始します。興味ありますか? ぜひ試しに触ってみて、次のステップをどう進めるか、ご意見をいただけたらと思います。

Screenshot of the new forum’s “feedback” category

このプラットフォームの裏側では、最新のオンラインフォーラムとして開発されているオープンソースソリューション、Discourseが動いています。OSMのアカウントと完全に統合されていますが、既存のユーザー名でログインすることも可能です。Discourseは使いやすく、2020年代のソーシャルオンラインスペースに期待されるすべての利便性を提供します。同時に、パワーユーザーには、メールでの投稿や受信、RSSフィードの購読などなどオプションで高度な機能が提供されています。

もちろんこのプラットフォームは、マッパーが語りたいと思うことを話し合う場として特化した初めてのものではありません。しかし、この新しいコミュニティスペースは、財団が提供する既存のプラットフォーム(特にフォーラム、ヘルプサイト、メーリングリスト)と並行して設立されており、これらのプラットフォーム上のサブコミュニティが最終的にこの新しいサイトへ移行することを期待して作られています。同様に、現在独自のツールを使っているコミュニティにも、コミュニケーションの必要性から新しいサイトを採用することを検討していただきたいと思います。これについては特に、地域コミュニティや地方支部と協力する用意があります。地域の活動を話し合うための新しい場所として、あなたのコミュニティに必要なものを Discourse フォーラムでお知らせください!

オープンソースソフトウェアに基づいたソリューションを私たち自身のインフラでホストするという選択は、オープンなコミュニケーションチャンネルに対するOpenStreetMap Foundationのコミットメントと結びついています。生産的な会話と快適な環境を確保するため、新しいフォーラムに参加する際には、最近更新されたエチケットガイドラインを尊重してください。OSMコミュニティの全てのメンバーがcommunity.osm.orgでくつろいだ会話を楽しめることを願っています。

SotM 2022ロゴ発表、そしてCfP開始

State of the Mapワーキンググループは、SotM 2022のロゴ公募に参加された方々に感謝するとともに、8月19日から21日にかけてフィレンツェ(イタリア)およびオンラインで開催される今年のグローバル会議のロゴをついに公開します!

ロゴデザインの公募には、世界中のクリエイターから15以上の提案が寄せられました。私たちは、グローバルなプロジェクトに対してこんなに多様な視点が存在することを、State of the Map 2022のイメージや雰囲気に対して皆さんが抱くインスピレーションから学び、ロゴコンテストに熱心なOpenStreetMapコミュニティ全体からこれほど暖かい反応があったことにワクワクしています。

…ですが、今年のカンファレンスの新しい顔となるのは、たった1つのデザインだけです。
フィレンツェのシンボルであるユリをモチーフにしたロゴを応募してくださったFeye Andalさん、おめでとうございます。

今年のカンファレンスの新しいロゴは、SotMのブランディング、ステッカー、Tシャツ、ウェブサイトのデザインとグラフィックのスタイルとして形を表します。

そして、みなさんのプロジェクト、成果、インスピレーションをOpenStreetMapのコミュニティと共有する準備をする時間です。講演、ワークショップ、パネルの募集が正式に始まりました! 講演、ワークショップ、パネルはカンファレンスの花形であり、コミュニティ全体による刺激的でエキサイティングな貢献なしにカンファレンスは成り立ちません。現在、私たちは以下のState of the Map 2022のカテゴリーにおいて、あなたの講演やプレゼンテーションを受け付けています。

  • OSM Basics: 新規参入者に特化した情報 
  • Community & Foundation: 人と人をつなぐ、ワーキンググループの経験、戦略、ビジョン
  • Mapping: マッピングをより簡単に、より良くするためのあらゆる活動
  • Cartography: OSMデータセットの見栄えの良い表示を作成する方法についてのあなたのアイデア
  • Software Development: データを加工・編集するためのソフトウェア
  • Data Analysis & Data Model: OSMデータ、そのモデル、品質と完全性の分析についての考察
  • User Experiences: エンドユーザーとしてOSMを使用した創造的なプロジェクトや驚きのストーリー
  • Academic Track: アカデミックトラックを正式に用意する予定です。別途アナウンスを行います

締め切り

  • 2022年4月25日 23:59:59 UTC: トークおよびワークショップの応募締切
  • 2022年5月末: 審査終了、登壇者への連絡
  • 2022年6月: トークビデオ制作(テストビデオ、最終稿ビデオ)
  • 2022年8月: ライトニングトークビデオ制作
  • 2022年8月19日~21日: State of the Map開催

これらのカテゴリー、投稿条件、評価基準に関する詳細は、pretalxの投稿ページをご覧ください: https://pretalx.com/sotm2022/cfp State of the Map 2022のニュースやイベントについての詳細は、こちらをご覧ください。フィレンツェで、そしてオンラインでお会いしましょう。

The State of the Map Working Group

Do  you want to translate this and other blogposts in your language…?  Please email communication@osmfoundation.org with subject:  Helping with translations in [your language]

The State of the Map conference is the annual, international conference of OpenStreetMap, organised by the OpenStreetMap Foundation. The OpenStreetMap Foundation is a not-for-profit organisation, formed  in the UK to support the OpenStreetMap Project. It is dedicated to  encouraging the growth, development and distribution of free geospatial  data for anyone to use and share. The OpenStreetMap Foundation owns and  maintains the infrastructure of the OpenStreetMap project, and you can  support it by becoming a member. The State of the Map Organising Committee is one of our volunteer Working Groups.

OpenStreetMap was founded in 2004 and is an international project to create a free map  of the world. To do so, we, thousands of volunteers, collect data about  roads, railways, rivers, forests, buildings and a lot more worldwide.  Our map data can be downloaded for free by everyone and used for any  purpose – including commercial usage. It is possible to produce your own  maps which highlight certain features, to calculate routes etc.  OpenStreetMap is increasingly used when one needs maps which can be very  quickly, or easily, updated.

SotM 2022、8月19−21日、フィレンツェで開催決定


2年続いたオンライン開催を経て、次のState of the Map 2022は8月19日-21日、イタリア、フィレンツェリアル・オンライン同時開催となることをここに宣言します!

SotM 2022は年に1回、OpenStreetMapを楽しむ人々が集い、交流するカンファレンスであり、オンラインとオフライン、その両方を駆使した3日間のハイブリッド開催となります。

カンファレンスはFOSS4G 2022カンファレンス(8月22日-28日)の直前に予定されています。現地チームは、現地当局の定める最新の安全・衛生施策に則り、来場者が安心して参加できる環境を準備することをお約束します。

Petar Milošević, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

私達開催チームは、フィレンツェの現地チームと協力することで、開催される講演へのアクセスやインクルーシブを可能な限り最大化し、State of the Map 2022を安全かつイノベーティブに運営する方法を模索しています。

運営組織や講演公募、チケットに関する情報は、整い次第すぐに公表する予定です。
それでは8月、フィレンツェでお会いしましょう!


SotM Organising Committee

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The State of the Map conference is the annual, international conference of OpenStreetMap, organised by the OpenStreetMap Foundation. The OpenStreetMap Foundation is a not-for-profit organisation, formed  in the UK to support the OpenStreetMap Project. It is dedicated to  encouraging the growth, development and distribution of free geospatial  data for anyone to use and share. The OpenStreetMap Foundation owns and  maintains the infrastructure of the OpenStreetMap project. The State of the Map Organising Committee is one of our volunteer Working Groups.
OpenStreetMap was  founded in 2004 and is an international project to create a free map  of  the world. To do so, we, thousands of volunteers, collect data about   roads, railways, rivers, forests, buildings and a lot more worldwide.   Our map data can be downloaded for free by everyone and used for any   purpose – including commercial usage. It is possible to produce your  own  maps which highlight certain features, to calculate routes, etc.  OpenStreetMap is increasingly used when one needs maps which can be  very  quickly, or easily, updated.

SotM 2021オンライン: 講演、ワークショップ、パネルディスカッション公募

State of the Map 第二回目のオンライン開催となるSotM 20212021年7月9日 – 11日に開催される予定です。

SotM 2020 Selfie mosaic of Cape Town from SotM 2020 Closing

SotMは、OSMコミュニティ全体の知識と経験に基づいた講演、ワークショップ、パネルなしでは実現できません。SotMの実現のため、世界のコミュニティに、以下に限定されない様々なカテゴリーでの発表提案を呼びかけています。

  • OSM Basics, OSMへの最初の一歩を踏み出したばかりの方のための講演
  • Community and Foundation, コミュニティの経験を共有し、OSM財団のビジョンやダイバーシティ&インクルージョンについて議論するトラック
  • Mapping, 地図作成、現地調査、データ収集、タグ付けに関するプロジェクトや目標の発表
  • Cartography 美しく、楽しく、風変わりで、この世のものとは思えないような地図を作成するためのアイデアをコミュニティと共有しましょう!
  • Software Development, OSMデータを利用するアプリケーションの開発者による、または開発者のための講演
  • Data Analysis & Data Model, OSMデータの品質分析、データモデルの強化に関する考察、またはOSMデータのAPIを通じたアクセス方法に関する議論を行うトラック
  • User Experiences OSMデータの様々なコンテキストでの使用例についてのプレゼンテーション
  • Art & Creativity, OSMデータやテーマを使ったプロジェクトを発表するためのクリエイティブスペース

公募締め切り:

  • 講演とワークショップ: 2021年4月4日 23:59:59 UTC 2021年4月11日 23:59:59 UTC.
  • パネルディスカッション: 2021年6月6日 23:59:59 UTC.

これらのカテゴリー、応募条件、評価基準などの詳細については、https://2021.stateofthemap.org/calls/general/ を参照ください。

いますぐみなさんの声を聴かせてください! 公募への提案は以下まで:

https://pretalx.com/sotm2021/cfp

State of the Map Working Group

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OpenStreetMap、一億件の変更セット達成

本日、一億件目の変更セットがOpenStreetMapにアップロードされました。このマイルストーンは、150万人以上のマッパーからなる多様なコミュニティによって、過去16年以上にわたって世界中で約10億個の地物情報が提供されたことを表しています。

その結果、OpenStreetMapは世界最大のフリーでオープンな地図データセットとなり、私たちの地球を理解し、社会を運営するための重要なインフラとなっています。

Image of Changeset #10000000

変更セット番号100,000,000は、ユーザー Lamine Ndiayeさんによってアップロードされました。セネガルのニアンヌで建物を追加したそうです。次回のWeeklyOSMでは、このマッパーへのインタビューを予定していますのでお楽しみに。

マッパーが一億回、世界の知識をみんなと共有することを選択しました。一億回の感謝の気持ちを捧げます。そして、私たちのマッピングはどんどん成長し、加速しています。9,000万回めの変更セットは、わずか半年ほど前のことです。

次の一億回の貢献に向けて、あなたも参加しませんか? 今すぐ始めましょう!

SotM 2021ウェブサイトとロゴが完成しました!

State of the Map Working Groupより、”SotM 2021 ロゴコンテスト”にご応募いただいた皆様に感謝を申し上げます。

合計で20点以上の優れたグラフィックデザインのご応募をいただきましたが、残念ながら、SotM 2021の顔となるロゴは1つしか選ぶことができません。

今回のコンテストでは、Julie Mattelaerさんのロゴが採択されました!

Contours, SotM 2021 Logo
Contours, Julie Mattelaer (CC-BY-SA 4.0)

既にご存知かもしれませんが、SotMのブランディング、ウェブサイト、ステッカー、Tシャツなどは、ロゴの色に大きく影響されています。私達はロゴの確定をうけて、”State of the Map 2021″ の公式ウェブサイトを開設することにしました!

インターネットに存在するSotM 2021のための私たちの家を、バーチャルツアーとして訪問してみませんか? ウェブサイトでは、カンファレンスに関するすべての有用な情報、応募の締め切り、組織の次のステップについて最新情報を得るための主要なコミュニケーションチャンネルが見つかります。

State of the Map 2021 website

今回のコンテストに参加し、今年の世界会議の真髄に触れる独創的なアイデアを、コミュニティで共有してくださったクリエイティブな方々に感謝します!

State of the Map Working Group

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OpenStreetMap was founded in 2004 and is an international project to create a free map  of the world. To do so, we, thousands of volunteers, collect data about  roads, railways, rivers, forests, buildings and a lot more worldwide.  Our map data can be downloaded for free by everyone and used for any  purpose – including commercial usage. It is possible to produce your own  maps which highlight certain features, to calculate routes etc.  OpenStreetMap is increasingly used when one needs maps which can be very  quickly, or easily, updated.

State of the Map 2021 ロゴデザイン公募開始

2020年、私達は史上初となるオンライン会議 “State of the Map” を開催しました。そして今年7月、バーチャル会議として “State of the Map 2021(SotM 2021)” が開催されます(日程は2月中旬に正式発表予定)。

その年の世界会議の精神と雰囲気を表現するロゴは、SotMの顔となります。私達はSotM 2021の新しいロゴを作成するため、コミュニティの中で最もクリエイティブな頭脳を持った方々からの協力を必要としています!

このロゴは、SotM 2021にとって重要な要素でもあります。このロゴは、SotM公式ウェブサイトのデザインや色、そしてOSMのすべてのプラットフォーム上での会議のコンテンツのスタイルを決定するための重要な要素となります。また、SotMの関連グッズ(Tシャツ、ステッカーなど)にも使用され、会議での最高の思い出を忘れられないものにします。

経験豊富なプロから、グラフィックデザインの初心者、愛好家まで、誰もが参加でき、オリジナルのアイデアをコミュニティで共有することができます!

コンテストのガイドライン

ロゴデザインは、以下を満たす必要があります:

  • オリジナルの作品であること
  • OpenStreetMap(OSM)、そしてバーチャルなState of the Map(SotM)に関連するものであること
  • 世界にひろがるコミュニティと、その核となる価値にフォーカスしていること
  • 理解が容易であること
  • オープンなライセンスを適用すること: CC BY SAなど
  • 2021年2月14日日曜日 23:59 UTCまでに提出されること

参加方法

ロゴ案として、PNG形式のデザインファイル、および拡大縮小が可能なファイル形式(PDFやSVGなど)を添付して、sotm@openstreetmap.org までメールでお送りください。 

入賞者選考

応募された作品は、SotMワーキンググループで審査され、投票により受賞ロゴを決定します。正式なロゴは、2月中旬のSotMミーティング後に発表されます。

インスピレーション

過去のSotMのロゴを参照ください。本件についてのご質問は、State of the Map Working Group sotm@openstreetmap.org まで、お気軽にお問い合わせください。

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State of the Mapカンファレンスは毎年開催されるOpenStreetMapの国際カンファレンスであり、OpenStreetMap Foundationによって運営されます。OpenStreetMap Foundationは英国に拠点を持つ、OpenStreetMapプロジェクトの支援を目的とする非営利組織です。OSMFは、誰もが利用し、共有することのできる自由な地理空間データの配布と開発、成長を推進することを目的としています。OpenStreetMap FoundationはOpenStreetMapプロジェクトのインフラを所有し、管理しており、OpenStreetMap Foundationにメンバーとして参加することでその支援を行うことが可能です。

State of the Map組織委員会は、私たちのボランティアによる作業部会の一つです。

OpenStreetMapは2004年に開始され現在も続いている、自由な世界地図を作成する国際プロジェクトです。世界地図を作成するため、私達、数千のボランティアは道路や河川、森林、建物などのデータを世界中で収集しています。私達の地図データは誰もがどのような目的でも – 商用利用も含めて利用することができ、無料でダウンロードすることができます。特定の地物を強調表示するような地図を作ったり、経路探索を構築したり、自身が好きな方法で利用することができます。OpenStreetMapは地図を極めて迅速に、そして簡単に更新することが求められる状況において、その利用を増やしています。

OSM Foundation理事による決定事項および目下の課題に関するコミュニティ調査の開催

OSM Foundationの理事会が2020年に行った決定事項や、現在のトピックに関連して、みなさんからのフィードバックをいただきたいと考えています。理事会は目下の対応の優先順位を決めるため、アンケート形式で皆さんの意見を求めています。

英語の質問のコピーはこちらです。

The survey is available in 16 languages so far. Image by D. Kazazi, CC-BY-SA 3.0. Official OSM logo by Ken Vermette, CC-BY-SA 3.0 & trademarks apply.

利用可能な言語

ボランティア翻訳者のみなさんのおかげで、この調査は現在までに16カ国語で実施されています:

翻訳への協力

一覧に存在ない言語への翻訳を希望される場合や、翻訳の修正を提案される場合は、allan@mustard.net までご連絡ください。

英語以外の回答の英語への翻訳、また、今後のアンケートやブログ記事の翻訳のお手伝いをご希望の方は、 Helping with translations in [language] という件名を添えて communication@osmfoundation.org までメールをお送りください。

アンケートに関して

  • アンケートにアクセスするには、メールアドレス(トークンを受け取るために必要)に加え、簡単な計算式を解く必要があります。
  • 18の質問があり、ほとんどが多肢選択式で必須です。
  • 人口統計学的な質問を含む、任意回答のセクションがあります。
  • 複数のセクションがあります。前のセクションに戻ることはできませんが、後で再開することは可能です。
  • 調査からリンクされている背景情報のあるページは英語であることに注意してください。
    • そのページがOSM wikiにある場合は、翻訳をお願いします。
    • OSMFのウェブサイトに掲載されているページの翻訳をご希望の場合は、Translating OSMF pages in [language] という件名を付けて Communication Working Group communication@osmfoundation.org までメールでご連絡ください。

フィードバック

このアンケートについては、”talk”メーリングリストで議論が行われています。talkメーリングリストへの登録はこちらから行えます。メーリングリストの過去のメッセージはこちらからご覧になることができます。

プライバシー

  • LimeSurveyのプライバシーポリシーをお読みください。
  • 回答は現在の理事会メンバーと事務局アシスタントがアクセスでき、理事会で処理されます。
  • アンケート終了後、参加者のメールアドレスと名前(提供された場合)が公表されることはありません。

アンケート結果

アンケート終了後、とりまとめた結果を発表します。過去のアンケートはこちらに掲載しています。

参加締切: 2021年2月14日まで

アンケートに参加されない方も、このアンケートを広めていただけると幸いです。

ご協力ありがとうございます 🙂

OpenStreetMap Foundationは英国に拠点を持つ、OpenStreetMapプロジェクトの支援を目的とする非営利組織です。OpenStreetMap Foundationは、誰もが利用し、共有することのできる自由な地理空間データの配布と開発、成長を推進することを目的としています。OpenStreetMap FoundationはOpenStreetMapプロジェクトのインフラを所有し、管理するとともに、メンバーの会費と寄付を財務基盤として運営されており、State of the Map年次国際カンファレンスを運営しています。フルタイムの有給職員は存在せず、ボランティアのWorking Groupによる作業を通じてOpenStreetMapプロジェクトの支援を行っています。Foundationへのメンバー参加をぜひご検討ください。