私たちは新しい地域支部として、ドイツ FOSSGIS e.V.を迎えることをここにお伝えします。FOSSGIS e.V.は2001年から活動する組織で、GRASSのユーザ会として設立され、次第にその活動を広げることでGISに関わるすべてのオープンソースとオープンデータ活動をその活動内容に加えてきました。”FOSSGIS e.V.”は、Free & Open Source Software Geographic Information Systems ( “eingetragener Verein” は “registered association, 登録組織”を意味します)
FOSSGIS e.V.はドイツのOpenStreetMapコミュニティを2008年から支援しています。彼らはopenstreetmap.deドメインを管理し、ドイツのOpenStreetMapユーザからの質問を受け付けると共に、Overpass APIサーバの開発など、ドイツやその他の地域にむけたサービスの運営を行っています。OpenStreetMapは毎年行われるFOSSGISカンファレンスにおいて、常に主なトピックのひとつであり、講習のための時間が必ず設けられています。
FOSSGIS e.V.は自主財源により、例えばいくつかのタイプのミートアップやニッチなプロジェクト(OpenFireMap, historic.place, ドイツ語OpenStreetMap podcastなど)など、OSMに関係のある様々な活動に対するマイクログラント(少額支援)を行っています。
多くの地域支部と異なり、FOSSGIS e.V.は活動目的を厳格に定めていません。彼らはQGISやGRASS, deegreeなどのプロジェクトサポート、彼ら自身のコミュニティ活動やミートアップ開催、大学で人気の高いオープンソースGISソフトウェア制作を中心とした活動など、OpenStreetMap以外の活動も実施しています。
これから FOSSGIS e.V.と協力して事業を行うことができることを楽しみにしています!