OpenStreetMap年次カンファレンス State of the Mapの開催が近づいています。それはすなわち、OpenStreetMap Foundationの理事選挙が近づいてるということでもあります! 選挙にあたり、知っておくべきことをまとめます。定数7名のうち、今年は2人が改選となります。
誰がOpenStreetMap Foundationの理事となるべきか
あなたです。あなたこそがなるべきです。OpenStreetMapそれ自体のとりまとめをしてみませんか? OpenStreetMapをよりよいものとするため、他の人々とともに組織をまとめ、総体としてまとまって活動を進めるやりかたに興味はありませんか? OpenStreetMapにおいてもっとも大切な考え方を既に理解しているならば、あなたが持っている重要な技術や知見、能力を理事会のなかで活かしてみませんか? それらを表明し、理事として立候補してください。
立候補要件
- OpenStreetMap Foundationの有料会員であること。OpenStreetMap Foundationへの参加はこちらから
- OpenStreetMap Foundationの “通常会員/normal member” であること。通常会員は、賛助会員よりも多くの義務を伴います
上記の条件を満たす限り、ブエノスアイレスで開催される年次総会に直接参加することができなくても、理事への立候補や投票を行うことが可能です。
立候補の手順
- 理事への立候補を決意する
- OpenStreetMap Foundationのあなたのメンバー登録状態を確認する
- 会員区分が賛助会員だった場合、通常会員に変更する
- wikiの立候補者一覧表に自分の項目を追加する
- 立候補の宣言文、および、あなたを知らない他メンバーのために、あなたが持っている能力や技術、考え方、意向を表明する文章を用意する。立候補者一覧表から、当該の文書にリンクを貼る。2013年に行われた理事選挙を参考にしてください
- 選挙に関連するメーリングリストの議論をフォローし、立候補者への質問に回答する
いますぐ準備をはじめてください。アナウンスや、公式の開始日、投票終了日はあなたが気が付かないうちに始まっているかもしれません。よろしくお願いします。
投票に関して
通常、投票は、毎年のState of the Mapと同時に開催される年次総会 (Annual General Meeting(AGM))と同時に開催されます。より詳しい情報は、wikiページで随時公開予定です。昨年は、State of the Mapに参加できないかたのために、メールを使った代理投票が行われました。詳しくは追って公開されます。
単記移譲式投票 (STV, Single Transferable Vote)
本年の選挙では、これまでの理事選挙で行われていた、単純な”最多得票数”による方式ではなく、STV方式 (日本語) が採用される見込みです。Wikipediaでは、以下のように説明されています: “単記移譲式投票 (Single transferable vote (STV) ) は、比例代表を提供するよう設計された優先順位投票を用いた 投票制度である。” より詳しくは記事本文を参照ください。Happy Mapping.
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