State Of The Map – Thanks

OpenStreetMapコミュニティが集まる年次総会 “State of The Map”が先週開催されました。

今年のカンファレンス開催に携わったHenk Hoffさん、Gonzalo Gabriel Perezさん、Fernando Sanzさん、そして Nicolás Alvarezさんをはじめ、すべての方々に深い感謝を捧げます。彼らは様々な課題に立ち向かい、そしてそれらに打ち勝ってきました! そしてまた、今年のState of the Mapを支えてくれたスポンサーの皆様にも感謝します:sponsor logos

今年のカンファレンスも前年度までと同様、OpenStreetMapの友人たちと会合する素晴らしい機会であり、多種多様な地図の使い方や地図への貢献のショーケースであり、これからプロジェクトを先に進めるためのアイデアを混ぜあわせるるつぼのような場でした。そしてさらに、その場で発表を行った全ての発表者に感謝を捧げます。私達は現在、当日行われた講演のビデオを公開しようと考えています(もちろん、言うは易し、ですが)。[更新 ビデオの公開をこちらで開始しました] また、Flickrには ‘sotm14’とタグが付けられた写真が数多くアップロードされています。SOTM 2014のWikiページで公開されているプログラムからは、セッションごとに、Wiki編集が可能なサブページへのリンクが作成されて言います。ページの編集は自由ですので、是非、スライドデッキやその他の関連情報へのリンクを追加してみてください。

そして、非常に興味深い発表や講演に加え、カンファレンスとは別に、当日はいくつかの重要な事柄がありました。OpenStreetMap Foundationの選挙結果の公開です。

OpenStreetMap Foundation選挙結果

これまで行われていた選挙と同様、SOTMカンファレンスの期間中にOpenStreetMap Foundation年次総会が開催され、新しい理事の選出が行われました。選挙では、Frederik Rammさんが再選し、Kathleen Danielsonさんと Paul Normanさんが、辞任を表明したMatt Amosさんと Simon Pooleさんの代わりに、新しく理事として就任しました。新しく就任された理事のかたがたに期待するとともに、選挙運営に関わったすべてのかたがたに感謝します。選挙に関するより詳しい情報はwikiに記載されています。

新機能 ‘?’

過去のカンファレンスでもそうだったように、何人ものOpenStreetMap開発者が、カンファレンスのあった週末にあわせて様々な機能の開発を行ってきました。今年、私達は新しく ‘?’ ボタンをopenstreetmap.orgページの右側に配置しました。ぜひボタンを押して試してみてください! 近々、より詳しい情報が公開されると思います。

OpenStreetMapラテンアメリカのスタート

そして新しく、OpenStreetMapラテンアメリカ・グループが新しくカンファレンスの期間中に開始となりました。彼らは自分たちで ‘talk-latam’ メーリングリストを開設し、“State Of The Map Latin America”カンファレンスを開催して、世界中で行われているカンファレンスの環に加わろうと計画しています。これは素晴らしいニュースであり、私達がブエノスアイレスに訪れたことによる素晴らしい成果です。私達は世界各地で年次大会を開催し、OpenStreetMapの楽しさを津々浦々に響かせたいと考えています。このような形でグループが形成され、活動を始めたことはまさに私達が期待していたことでもあります。南アメリカのコミュニティがOpenStreetMapにとって非常に重要であることは論をまたない事実であり、今年のカンファレンスが南アメリカで行われたことは非常に喜ばしいことです! 美しい都市ブエノスアイレスで、アルゼンチンのOpenStreetMap貢献者たちがStete of the Map 2014をホストしてくれたことに感謝します。

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