3月26日は “Document Freedom Day/ドキュメント自由の日” でした。私たち OpenStreetMap は Free Software Foundation Europe (FSFE/欧州フリーソフトウェア財団) によって、そのプロジェクト活動がオープンな標準、そして次世代標準に関する活動であるとの評価をうけ、表彰をいただくこととなりました。
OpenStreetMapプロジェクトに関わるメンバーは世界のいたるところで、最新の、正確な、そしてもちろん、誰もが目的の制限なくオープンに利用できる地図を作成しています。OpenStreetMapは、アウトドア愛好者、救援活動、モバイル機器ユーザ、政府行政、ウェブ地図アプリケーションや営利法人などさまざまな主体に利用され、Open Dataがいかに有効となり得るかを示すものです。
表彰は、この文章を読んでいるあなたを含む、プロジェクト全体に授与されたものです。しかし、FSFEは100万人を超えるすべての貢献者を一同に招くことは難しく、その代表として、英国 西ミッドランドで OpenStreetMap 活動を行なう Mappa Mercia のメンバーが、3月22日、バーミンガムで開催されたFSFE代表議会へ出席しました。表彰を受け取った Brian Prangle さんは以下のように述べています。”私たちの活動が評価され、大変嬉しく思います。OpenStreetMapに貢献する百数十万人全てを代表し、このような賞を授与くださったFSFEに感謝の意を表します。私たちは、OpenSteetMapの活動が、オープンな標準に対する活動としてだけではなく、’次世代標準’ として評価されたことをとても喜ばしく、感激しています”
Document Freedom Dayキャンペーンの Anna Morris さんはこの会合がたいへん有益であったと伝えています。 “これは、共に育った活動がこれまで直面してきた問題点、そしてそれらを乗り越えて達成してきたことを学ぶ、たいへん素晴らしい機会です。私たちの目指す目的はひとつであること、そして技術やリソースを共有する大きな端緒が得られました。”
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