(訳注:原文記事の発行は2012/4/5付)
システム管理者チームによって新しいサーバが正しくインストールされ、移行の2番目のパートにさしかかっています。Open Database Licenseへの移行に必要なデータの’校訂(redaction)’作業です。最初の進捗レポートは来週の予定でしたが、質問が多かったので4日早くレポートします。
OpenStreetMap API へのコード変更は完了し、レビューも終わっています。このためopenstreetmap.org は新しいデータを配布する準備ができています。(Matt Amosのコードに、そしてTom Hughesのレビュー作業に感謝)
次のパートは’校訂ボット’です。これは小さなコードの断片で、OpenStreetMapデータのあるエリアに対して、新しいライセンスと非互換のデータを検索し、校訂(削除/非表示)します。これはプロセス全体の中で、最も重要なパートです:我々はOpen Database Licenseの下での配布の許可を与えていない作成者のデータが混在しないようにすることを、言い換えれば大多数を占める互換データを不注意に削除しないことを目指しています。
水曜日以降、我々は実世界のデータ(この件でのFrederik Rammの支援に感謝)に対してテストを実行してきました。その結果はまだ100%満足できるものではなく、コードの見直しを続けています。我々は、みなさんの期待に応え、正確な結果で出ていることが確信できるまではボットは実行しません。ちょうど始まった4日間の復活祭の週末に伴い、我々はこれは翌週になるだろうと、現時点で予測しています。これはスケジュールに対して数日の遅れとなりますが、我々はマッパーに対して、この作業を正しく行う責任があります。
もしあなたが開発者であれば、現在うまく行っていないテストを修正して支援することができます:https://github.com/zerebubuth/openstreetmap-license-change にあるコードをチェックしてください。もしあなたがマッパーであれば、この数日間であなたのエリアをきちんと整備することができます!そしてもしあなたがデータの利用者であれば、もちろんあなたは我々の既存のライセンス、CC-BY-SA 2.0の下で使い続けることができます。
いずれにせよ、ボットを実行する前に、来週には新たな経過報告を行います。