2024年、新たに8社がOSMコーポレートメンバーシッププログラムへ参加

ここ数ヶ月間、OpenStreetMap(OSM)を利用する企業がOSM財団のコーポレートメンバーシッププログラムに参加する数が著しく増加しています。

2024年には合計8社が新たに参加し、5社が寄付レベルを引き上げました。

>> OpenStreetMapのコーポレートメンバーについて、詳しくはこちら

最上位のカテゴリーから見ていきましょう:長年OSMを支援してきたESRI、MetaおよびMicrosoftが、TomTomと共にプラチナ寄付レベルに参加しました。プラチナ層は、地図アプリケーションが事業の中核である企業、OSMデータに依存する製品を持つ企業、および/または売上高が数億ドルに達する企業向けに推奨されています。

>> 最近行われた、Meta社からの寄付とパートナーシップについて、詳しくはこちら

シルバー寄付レベルには、5つの新しい名前が支援者として登場しています:グローバルゲーミングおよびAR企業であるNianticQGIScalimotoMapy.cz、そしてiokiです。シルバーレベルは、OSMデータを製品やサービスで使用し、売上高が数百万ドルの企業に推奨されています。

“OpenStreetMap財団のコミュニティ主導のアプローチは、世界の地図をできる限り正確に保つのに役立っています。地図愛好家であり製作者である私たちは、OSMF(OpenStreetMap財団)のミッションをサポートできることを嬉しく思います” – Yennie Solheim, Niantic Director of Social Impact

また、動的な速度管理を専門とするESmartと、位置情報データとツールを提供するLANDCLANがブロンズレベルに新規参入しました。交通ネットワークのコンサルタント会社Interlineと、経路最適化ソフトウェアを開発するVersoは、いずれもサポーターからブロンズへとメンバーシップをアップグレードしました。

そして、オープンソースインフラデータから導かれる位置情報を提供するInfrageomaticsが、新たなサポートメンバーとして参加しました。

OpenStreetMapの成功には、財政的貢献、ホスティングサービスなどの “現物” 寄付、その他のリソース、ハードウェアを提供する組織の皆様からの支援が欠かせません。これらの慈善的投資は、サイトの安定性確保、技術インフラの維持支援、そしてOSMのボランティアコミュニティの持続に役立っています。

OSMコミュニティとOSM財団は、コーポレートメンバーの継続的な貢献に心からの感謝を申し上げます。

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