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SotM 2020はオンライン開催となります

Photo on the left by Manfred Stock. State of the Map 2020 logo by Ed Nicolai, CC-BY-SA 4.0

SARS-COV-2の世界的な流行をうけて、渡航制限や会合、”物理的隔離/physical distancing”等の状況が発生、そして今年は、物理的なSotMの開催が不可能となりました。

ローカルチーム – 今回のカンファレンスに対して非常に尽力しています – は物理的なカンファレンスを、仮想的に行うことを提案しました。これは単なる論議を行うだけではありません、彼らは既に、カンファレンスを管理するためにクールなオープンソースプロジェクト https://gitlab.com/billowconf/billowconf の開発に着手しています! もしよりよい方法のアイデアがあれば、ぜひ議論に参加してください。

State of the Mapワーキンググループはこの提案を受け入れ、物理的な開催に替えて今年はオンラインSotMを開催することを了承しました。

今年、物理的に対面ができないというのは非常にあなたをガッカリさせるものであることは理解しています(私達もガッカリしています)、ですが、このロックダウンと”物理的隔離”の日々から数ヶ月後、ビデオやチャットで私達が誰一人として欠けることなく、お互いに顔を合わせて会話を行えるということは、とても素晴らしいことだと考えています。今後、技術的な計画は固まり次第、みなさんに共有してゆきます。

オンラインカンファレンスは 2020年7月4−5日の予定です(3日間ではなく2日間の開催となります)。今回、それぞれの講演の後にはQ&Aセッションを設ける予定です。オンラインであれば、議論のために自由に使えるスペースは無限に存在するのです。OpenStreetMapコミュニティにとって素晴らしい週末となるよう、私達はがんばります。

The State of the Map Working Group

英語版ブログ投稿 by Christine Karch, 査読 by Frederik Ramm

SotMワーキング・グループに興味をお持ちですか? ぜひ参加してみてください!

State of the Mapカンファレンスは毎年開催されるOpenStreetMapの国際カンファレンスであり、OpenStreetMap Foundationによって運営されます。OpenStreetMap Foundationは英国に拠点を持つ、OpenStreetMapプロジェクトの支援を目的とする非営利組織です。OSMFは、誰もが利用し、共有することのできる自由な地理空間データの配布と開発、成長を推進することを目的としています。OpenStreetMap FoundationはOpenStreetMapプロジェクトのインフラを所有し、管理しています。OpenStreetMap Foundationにメンバーとして参加することでその支援を行うことが可能です。State of the Map Organising Committeeは、ボランティアによって構成されるWorking Groupのひとつです。

OpenStreetMapは2004年に開始され現在も続いている、自由な世界地図を作成する国際プロジェクトです。世界地図を作成するため、私達、数千のボランティアは道路や河川、森林、建物などのデータを世界中で収集しています。私達の地図データは誰もがどのような目的でも – 商用利用も含めて利用することができ、無料でダウンロードすることができます。特定の地物を強調表示するような地図を作ったり、経路探索を構築したり、自身が好きな方法で利用することができます。OpenStreetMapは地図を極めて迅速に、そして簡単に更新することが求められる状況において、その利用を増やしています。

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