Monthly Archives: December 2015

新規着任する理事メンバーの紹介

先週末、私たちは2015年の年次総会を開催し、4人の新しい理事メンバーを選ぶ選挙を行いました。当選したメンバーは…

上記4名は、Kate ChapmanさんFrederik Rammさん、そして Paul Normanさんから成る既存の理事メンバーに合流します。本選挙に立候補した11人のメンバー、メンバーに対して質問を行ったかたがた、そして一票を投じたみなさんに感謝します。

同時に行われた特別決議の結果を含む、選挙に関するすべての結果は議事録と発言記録として公開されています。

また、年次総会では選挙のとりまとめと同様に、議長であるKate Chapmanさんによるレポートと、会計担当である Frederik Rammさんからのレポートも行われています。

選挙期間には、OpenStreetMapとOpenStreetMap Foundationが進むべき方向性について、素晴らしい討議が交わされました。これからの一年間、議論で交わされたアイデアを実現してゆくべく、みんなでがんばってゆきましょう! そしてもちろん、ワーキンググループなどの Foundationの活動に対して OpenStreetMapコミュニティからの一層の参加を促す、ということは、誰もが賛同したことでもあります。ぜひあなたも一緒に、活動の環に加わってください!

MapMyDay

本日12月3日は MapMyDay、さまざまな障害・バリアに気づきを得る日です。車椅子や歩行介護、手押し車椅子を利用される方々もその中に該当します。

このキャンペーンでは、アクセシビリティの情報を OpenStreetMapに追加するため、 http://wheelmap.orgのアプリとウェブサイトが利用されています。

mapmyday バリアは多くの人々に影響します: 老人、子供、家族や、不自由をもった方々も同様です。こうした方々が、多くの人たちがそうであるように、どこへでも移動できる機会を持たなくてはなりません。これらのバリアをマッピングすることによって、人々がそうしたバリアに気づき、そしてそのバリアを取り除き、あるいは乗り越えようとする意思を持つことを願って、’MapMyDay’キャンペーンはスタートしています。

アプリを mapmyday.orgからダウンロードしてみてください。アプリに表示される ‘fully (利用可)’、’partially (一部可)’、’車椅子不可 (not wheelchair accessible)’ を見つけ、記録してゆくことで、あなたが過ごす今日一日は普段とは違った日になることでしょう。

State of the Map 2016の到来

State of the Map 2016の準備が進んでいます。そのなかで、先日、開催地が確定しましたのでご報告します。

カンファレンスは9月23日〜25日、ヨーロッパの中心地 BrusselsVrije Universiteit Brussel (VUB ‐ Pleinlaan 2, 1050 Elsene, Brussels) にて開催されます。Vrije Universiteit Brusselはフランス系の Université Libre de Bruxelles (ULB) の流れを汲んでおり、Flemish出身で Brusselsに在住していた弁護士である Pierre-Théodore Verhaegen氏により、1834年に開設された大学です。彼はこの大学が、国家や教会から独立した、学問の自由が統べる大学となることを考えていました。

これまでの伝統に従い、私たちは SotM 2016のロゴコンペを開催しました。コンペにはいくつもの応募が寄せられ、私たちはその中から最終的に、以下のデザインを選定しています。このロゴをデザインしてくださった Veronica Semecoさん、そしてロゴとウェブサイトの準備をしてくれた Tatiana van Campenhoutさんに感謝を捧げます。sotm2016 State of the Mapは、さまざまな背景を持つ OpenStreetMapコミュニティに出会う素晴らしい機会であると共に、これまでの業績を讃え、未来を見つめる場所でもあります。私たちは開催チームとして、データの創り手と使い手、そしてソフトウェア開発者のみなさんとまた一同に集えることを大変喜ばしく感じると共に、Brusselsでみなさんを迎えることができる日をとても楽しみにしています。

SotM 2016のウェブサイトは既に公開されています。ウェブサイトでは、登録方法や発表公募、開催中のスケジュール、ソーシャルイベントや宿泊情報など、詳しい情報を順次掲載してゆく予定です。もしお時間ございましたら、メールのニュースレターに登録したり、twitterで私たちをフォローしてみてください。