OpenStreetMap Foundation 対面ミーティング: 1日目

本日、OSMF理事メンバーとして対面 (Face to Face) のミーティングが行われ、参加をしてきました。いままで他の理事とは何度も顔を合わせていますが、私が理事に就任してからはこれが最初の会合となります。昨今、遠隔のビデオやIRC、Skype、Etherpadなど、遠隔でコラボレーションするためのツールが多く活用されてはいますが、一緒に集まるというのはいまだ素晴らしく、何かを為すにはとても有用です。Aspiration Tech の Allen Gunn (Gunner) さんが、私たちのファシリテートをしてくれました。これは私が記憶する限り、ファシリテートが行われた最初の対面ミーティングですが、その内容はこれまでとは比べ物にならないほど素晴らしいものでした。話し合いの間、結果を出すことから外れないようし、そして特定の話題で時間を取られすぎないようにしてくれるということは、たいへん価値の高いことです。

本日行われたミーティングでは、本年度を通して理事が手がけるべき事柄の優先付けや、いくつかの議題について承認を行うかどうかといった重要な事柄について、体を動かしながらの話し合いが行われました。ミーティングの開始時、部屋の中心に一本の線がひかれ、参加者はそれぞれの議題についての意見を自分の立つ場所によって表現しました。線の片方は “強く賛成” の意見をもつ場合、もう片方は “強く反対” の場合に立つこととなり、話し合いによって意見が変わる場合には立つ場所を移動しました。この方法は想像以上に効果的に働き、現在の状況がわかりやすく表現されました。もし会ったことのない財団のメンバーが会合を行う場合にこの方法を試すとしても、とても効果的に働くはずです。

Photo Credit: Paul Normal

Photo Credit: Paul Norman

体を動かす活動はもうひとつありました。話し合いの結果の一覧や優先度付、評価を行う際に使われる手法とよく似た方法を使いました。私たちが作業を行ったトピックは取りも直さず、私たちが何を重視しているのか、私たちが本年度で何を達成したいのか、OSMでどのような作業がある/ないのか、そしてOSMF理事としての責任とOSM Foundation全体の責任とは何であるのか、といったことです。私たちは今週さらに議論を深め、その情報をコミュニティに共有する予定です。まず最初に、ポストイットのメモに書かれた内容を書き起こします。ミーティングの最初の結果はとてもわくわくする内容で、これからの活動にも俄然やる気が湧いてきています。

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