2013/11/04 – 2013/11/18
OpenStreetMap (OSM)の世界で起きているあらゆる出来事の要約です。
- フィリピンにおけるOSM災害対応活動について、複数の記事で取り上げられています。(Nextgov, The Guardian, The Atlantic, The New York Times) さらに現地での対応において実際にOSM地図が印刷され、利用されている写真が公開されています。災害発生から15日の間に、80ヶ国から1500人以上のOSM貢献者が参加し、約380万の変更セットで地図の更新作業が行われています! リアルタイムの編集状況はこちらから見ることができます。London, Sevilla, Valencia, Graz, Heidelberg、そしてその他にも数多くのMapathonが、世界各地で開催されました。台風以前と以後のOSM地図を可視化したウェブサイトはこちらです。
- 初心者向けのOpenStreetMap人道支援チーム(HOT)への参加方法があります
- 2013年のState of the Mapで発表された”OSM財団の業務内容紹介“、およびそれぞれの作業部会活動内容のビデオがオンラインで公開されました
- Marguerite Feenstraさんによる記事”The future of OpenStreetMap(OpenStreetMapのこれから)” 。この記事では、Simon Pooleさん(OSMF代表理事)、Eric Gundersenさん(Mapbox社)、Kate Chapmanさん(OSMF & HOT)によるインタビューが行われています
- Frederik Rammさんが、”map-on-a-stick”の場合におけるクラスタサイズが問題となる理由について興味深いブログを書いています
- OSMデータを使ってマーカーを地図上に表示する方法について、Willeさんがチュートリアル記事を書いています。また、Malenkiさんによる、OverPass APIを使った別の方法も公開中です
- Martijn van ExelさんがTIGER vs. OSM battle grid を改良しました
- Jim McAndrewさんが”OpenStreetMap と Public Domainライセンス“についてのブログを投稿しています
- OpenSnowMapのスタイルと凡例が新しくなりました
- pgRoutingプロジェクトが、道路オブジェクトの意味階層構造(Highway Hierarchies)について改良の支援を募集しています
- OSMデータを使ったデンマークの自転車用の経路探索ページ Cyclistic が公開されました
- アルプス登山用の無料 Garmin OSM maps (Garminウェブページ)
- 新しいバージョンのLeafletがリリースされました。追加情報、および今後の予定はこのブログ記事に解説があります
- “Mapbox Vignettes“を使って、静的な範囲の国別の地図画像を名称から作成することが可能になりました。Tom MacWrightさんは、画像ファイルをヘックス(六角形)で出力する方法についても紹介しています。また、TomさんはGeoJSONからKMLへの変換スクリプトをリリースしたり、”ジオデータへのフリーでオープンなイントロダクション“という記事を公開したりもしています。
- KortGameがITGイノベーションアワードを獲得しました。Kortはモバイルのウェブアプリで、OSMデータの修正をゲームとして参加できるようにしています
Authors: Pascal & Dennis – (thx @ “Wochennotiz”)
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