私たちはここに、OpenStreetMapフランス (openstreetmap.fr) を公式なOpenStreetMap財団地域支部として迎えます。
OepnStreetMapフランスは2011年、独立の非営利ボランティア組織として設立され、例えば、フランスのユーザだけではなく世界のOpenStreetMapエコシステムにとっても重要であるいくつかのサービスをホスティング (とその資金を賄うためのファンディング) するなど、これまでの数年間にいくつもの事業を行ってきました。
- OSMフランス地図スタイルは ‘標準’ のOSM-cartoスタイルのフォークですが、いち早くズームレベル20の設定を行っています。フットボールの競技場までレンダリングされます!
- 標準とは異なった機能を有するレイヤが複数提供されていますが、そのなかの“人道支援” スタイルもフランス支部によってホストされています
- 自分自身でアイコンを追加したりデータの重ね合わせを行って地図のカスタマイズを行うことのできる‘uMap’サービス(オープンソースで実装されており、誰でも自分でサイトを作ることはできますが、その開発の本流となっているサイト)もまた、彼らによってホストされています
- 品質管理と統合ツールOsmoseも彼らの手によるものです。このツールを使うことで、様々な観点からOSMの品質問題を自動的に検知する(そしてあなた自身のデータの間違いに気がつく)ことができます
もちろん、openstreetmap.frも彼らによる運営が行われており、開発中のソフトウェアの更新やフランス語でのフォーラムの運営、さらにOpenLevelUpやCaribe Wave/HAND、Jungle Busといったプロジェクトの支援が行われています。
さらにホスティングを行うだけではなく、フランスにおけるOpenStreetMapに関する代弁者として、その他の組織や市民団体、地方自治体、企業、フランス地理院、郵便サービスなどOSMプロジェクトやコミュニティとの接点を模索するあらゆるひとびととの連携を行っています。
数ヶ月前、彼らは正式なOpenStreetMap財団の地域支部として認定を受けました。
また、OpenStreetMap FranceのChristian Quest氏によるOSMFアドバイザリボードへの登録も許諾されています。
これにより、財団による公式な認定を受けた地域支部は5つとなり、これからもさらに増える予定です!
OpenStreetMapフランスについてより詳しい情報は、彼らに直接コンタクトを行うか、あるいは‘talk-fr’メーリングリストなどでコミュニティに語りかけてみてください。もし誰かと面会を希望する場合、SotM-Franceローカルカンファレンスに参加してみてはいかがでしょうか。6年目の開催となる2018年の開催は、6月1日〜3日 Bordeauxにて行われます。